プロジェクションマッピングの作り方
プロジェクションマッピングとは
プロジェクションマッピングを一言で説明すると、プロジェクターなどを使用し、立体物の面のそれぞれをスクリーンとして映像を投影する技法です。エンターテイメントやパフォーマンスイベントに用いられることが多いです。
イルミネーションで用いる利点
プロジェクターを使用することで、光を動的に制御することができ、空間に流れやエンターテイメント性を組み込むことが出来ます。テキストやイラストなど、デジタルな表現ができるため、広告や説明などを行うこともできます。
パワーポイントで作れるプロジェクションマッピング
簡単ではありますが、パワーポイントで作れるプロジェクションマッピングの方法を説明したいと思います。今回、プロジェクションマッピングを行う対象物はこの白いキューブです。
※対象物を選定する際は、色が白色に近い方がよく、映像の色がきれいに映ります。
1.準備
周りを真っ暗にすることが出来るのならプロジェクターは2500lm程度のもので十分です。
それぞれをセッティングします。
2.下地の作成
実際にパワーポイントを使用し、映像を作る際に必要となる下地を作成する。
3.アニメーションの作成
パワーポイントのアニメーション機能を使用し、下地に映像を作成します。
このように、様々なアニメーションを駆使し作成します。
4.完成
動画では雑な箇所もありますが、丁寧に仕上げればパワーポイントでも十分なプロジェクションマッピングを行うことが可能です。
作り込みポイント
- 1つの動きに1つのアニメーションではなく、複数のアニメーションを組み合わせる。
- アニメーションの設定に初速や終速,アニメーション開始のタイミング、など細かく設定
- スライドが変更する際に適応できるアニメーションを活用
- 楽曲や効果音など音をパワーポイントに組み込む
作成例
今回の対象物とは異なりますが、2013年に福井大学のCAMPUS ILLUMINATIONで行われたパワーポイントを使用したプロジェクションマッピングを例としてあげておきます。