光の生かし方
三原色
光は赤、青、緑の三色によって構成され、組み合わせ方によってほぼすべての色の光を作ることができる。また、全てを足し合わせることで白い光を作ることができる。写真は大学内の歩道に赤、青、緑の光を照射した様子。人が立つことで、三色の異なる影が生まれる。
光の反射
光は物体にぶつかることで反射する。反射する光は、そのぶつかった物体の色を柔らかく表現する。
光の透過
光がぶつかった物体が透明や半透明の場合、内部で吸収されなかった光が透過して再び物体の外側にでてくる。物体を透過した光は屈折や散乱するので、柔らかい光となる。
光の散乱
光は凸凹がある表面で反射すると様々な方向に跳ね返り、散乱する。目に入る光が散乱によって綺麗な像を網膜上に作ることができないので、ぼんやりと見える。
演色性
ものの色の見え方はどんな光の下で見ても一定の色の見え方だろうと思うかもしれないが、異なる分光分布の光源によって照明されると違った色の見え方になる。このように物体の色の見え方に影響を及ぼす光の性質のことを「演色性」という。写真は、木々を緑色の光で照明することにっよって、白色の光で照明するときよりも木の葉の緑色が際立って見える様子を示す。